大姥山は標高1003m程の里山なのですが、
その昔安曇族の首領八面大王の赤子を隠れて育てた姥が住んで居たという大きな洞穴があり、その赤子が後に金太郎になって熊と相撲の稽古をしたという伝説があるとかで、そう言えばその近くにある温泉の名前が金熊温泉だったのは、そんな所から来ていたのか、、、と妙に納得したりしながら、金太郎が案内する大姥神社裏から始まる金太郎の散歩道を登り始めました。
が、散歩道と言う呼び名とは随分かけ離れたクサリ場岩登りがこれでもか、、、、と続くかなりハードな急登続きにはビックリ!!
途中、その洞窟へも寄って見ましたが、中の社も壊れていてイマイチな感じでした。
頂上付近では北アルプスの山々や先日登った京ヶ倉やその隣の岩殿山、
その左には聖高原や小川村方面の美しい丘陵等々が見渡せてなかなかの眺望です!
(が、残念な事に今回はミスで写真が有りません)
頂上で昼食をとってから、同じ道を下るのはキツソウだったので、大姥の散歩道側へ下りてみる事にしました。
こちらは道幅もゆったりなだらか~で、正に遊歩道、、、って感じの道です。
(こちらから上がって来て、金太郎側に知らないで下った人はきっと散々な目に遭うと思います)
が、こちらの道は分れ道や不明瞭な道が多く、とても分り辛いのです。
通行不可でも全然問題なく通れたり、逆に書いてなくても崩落していて難しかったり、、、
ピンクのリボンが無くなったり、、、と随分と時間をロスしてしまいました。
(もっとキチンとした表示をして欲しいものです)
終いには大姥の滝の下の方から大姥神社への近道も案内板には記されているのに、
竹薮が倒れまくっていて通行不可能で、泣く泣く撤退して舗装路をぐるっと遠回りして帰る羽目に、、、
キチンとした案内表示や登山道の整備を徹底すれば、とても面白い山になるのに、、、
とチョッと残念な気持ちで帰宅の途につきました。。
現在地すぐ下からお寺のある方へ行く近道は通行不可。 |
大姥神社。このすぐ裏手にある登山道から登りました。 |
大姥が住んでいたと言う大穴。社が壊れたままになっている。 |
こちらが大姥の散歩道。 |