2022年11月16日水曜日

 (11/15)お昼から晴れとの予報でしたので、 北アルプス南端の焼岳(やけだけ2,455m)に登る事にしました。 焼岳は大正時代に噴火して梓川を堰き止めてあの有名な大正池を つくってしまったという元気いっぱいの活火山で、 南峰、北峰からなる双耳峰なのですが、 最高峰の南峰は崩落で危険な為立ち入り禁止になっていて、 現在は北峰(2,455m)のみ登頂可能です。 新中ノ湯登山口への国道158号線旧道が既に冬季通行止めになっていたので、 新中ノ湯温泉へ電話をかけると、ゲートを開けて入って来て下さいとの返事。 登山口までは行けず、止む無く温泉の駐車場へ金千円也を払って車を止め そこから歩く事にしましたが、いきなり急登で初めから疲れてしまいました。


白い花?と思って良く見ると
氷の花でした♪

樹林帯を抜けた辺りでゴーゴーとジェット機の飛行音が聞こえて来たので、 今日はやたらといっぱい飛んでるな、、、と思って登って行くと、 実は噴煙(噴気?)が物凄い勢いで噴出している音でビックリ!! 空気も硫黄臭くなってきてあまり吸い込みたくない感じなので 無意識にセーブしてしまう為か、チョッと登るだけでスグに息が上がってしまいます。 休み休み登って予定よりも40分遅れ位でやっと山頂へ到着!! 折良くそれまでかかっていた雲も取れてきて青空が広がりましたが、 3000m付近に厚い雪雲がかかっていて、 お目当ての穂高連峰や笠ヶ岳などの頂が見えません。 それでも梓川や唐沢カール等上高地一帯や北アルプスの裏側が見渡せたので大満足♫
        (噴火口と言ってますが噴気孔が正解ですよね?)
山頂で持参のオニギリを食べていると冷たい風に雪が混じって来たので、 急いで食べてそそくさと下山開始。2時間半程で中ノ湯温泉に戻り、
ぬるめの硫黄泉に浸かってしっかりリラックスして帰りましたが 帰路が何とも長~く感じました。 (駐車場利用者は焼岳セットで入湯料¥500でした。)

2022年11月10日木曜日

 (11/8)良いお天気なので、 昨日から駐車場の予約が要らなくなった「もみじ湖」の紅葉見物がてら、 すぐ近くの守屋山(もりやさん1650m)へ登りに出かけました。 5年前に立石登山口から登っていますが、 今回はもみじ湖に近い松尾峠側の箕輪口登山口から登ってみました。 とても良く整備された登山道は、鎖場やロープ場等の危険個所が全くない超楽チンコース。

        (途中で山の名前が実際の山とずれている箇所があります)

1時間程であっと言う間に西峰に到着してしまい、 チョッと物足りない感じもしました。 山頂は風が冷たく、昼食にはチョッと早めな感じだったので、 そそくさと下山してもみじ湖へ移動。

もみじ湖はその名の通り、これでもか!と言わんばかりの もみじだらけで圧倒されました。 赤、黄、緑、、、と様々な色相が織りなす紅葉はとっても綺麗なのですが、 植林されたもみじばっかりの紅葉に終いには疲れて果ててしまったのも事実。 個人的には色んな木々が混ざり合った紅葉の方が好みかな、、、 高遠の桜みたいに一度は行ってみて 人気のほどに納得してみるのも悪くないかな~?って感じでしょうか、、、



帰ってからすぐ近くのすずむし荘の露天風呂に浸かっていると、 満月がどんどんと欠けて来たので、 皆既月食を眺めながらの露天も悪くないな、、、と眺めてましたが、 ず~っと浸かってるとのぼせてしまいそうなので一度帰宅してから 双眼鏡とカメラを持ち出して天体観察しましたが、 シッカリと赤っぽい球体に見えたので大いに納得出来ました。